変なコマーシャルはやめてくれ
青森県のある酒造会社のコマーシャルで、「いい酒は朝が知っている」というのがあります。
要は、朝になればいい酒かどうかが実感できます。だからうちの酒はいい酒です。ということが言いたいのだろうと思われます。
でも、これは、主語が「いい酒」か「朝」」で、述語が「知っている」なわけですから、「酒が知っている」、「朝が知っている」のどちらにしても言いたいことが伝わりません。文法に詳しいわけではありませんが、変です。どこかのコピーライターが作ったコピーでしょうが、日本語になっていません。こんな変な言葉を公共の電波に乗せて発信するのはそろそろいい加減にやめてほしいものです。社内でも、なんかこのコマーシャルの文句は変じゃないかという声が上がらないのでしょうか?
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岩泉うれいら商店街の紹介第4弾
うれいら商店街に、何と珍しい広島風お好み焼き店
広島屋
があります。
まず、店主の経歴が異色です。店主の筒井聖美氏は広島県の出身で岩泉町の隣の田野畑村に住む女性と結婚して岩泉町に住むことになった、元々は木工職人であった方です。木工職人時代は工房「空」という小物から大型のオブジェまで、何かほっとさせられるような多くの作品を作り出した作家でした。
今は、木工はお休みにしてお好み焼き店の経営に専念しておりますが、今や岩泉町の名店のひとつになっています。店内は広島の駄菓子屋さんをイメージして駄菓子の販売もしています。
店主の一言
広島県出身。広島では町内の駄菓子屋さんがお好み焼きを焼いていました。その広島で食べるのと同じ味のお好み焼きの提供を目指しています。駄菓子もありますよ。
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岩泉うれいら商店街の紹介第3弾
この商店街には「てどの蔵 達人工房」があると書きました。
そこで、今回紹介するのはこの「てどの蔵 達人工房」を運営する横屋手仕事屋
を経営する工藤リセさんです。
達人工房を運営しているので、「てど扱いの達人」を自称しています。
多くの人々に地元岩泉の手仕事文化に親しんでもらうために「てどの蔵達人工房」を運営しています。「手仕事人=てど」の扱いに熟達しています。
てどたちの作品はここで買い求めることができます。
また、この隣には工藤リセさんのお母さんである
工藤トシさんが経営する
横屋茶店
があります。
お茶を飲む人が少なくなって残念。南部鉄瓶で龍泉洞の水を沸かし、急須で飲むお茶の味を皆さんに知ってほしい。急須や茶碗の焼き物の種類によってもお茶の味が違うのが面白い。血圧の効果もあるので、健康のためにお茶を飲みましょう
と話してくれました。店に行くとおいしいお茶をいれてくれますよ。
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昨年の台風で大きな被害を受けた岩手県岩泉町にある、
うれいら商店街
には、あきんどとしての意識を忘れず、日々努力して岩泉のみならず周辺市町村からも集客する評判店などがありますので、これからしばらく、うれいら商店街について紹介していきます。
写真は商店街背後を流れる清水川です。
まず、この商店街には築200年の酒蔵であった建物に地元のさまざまな手作り文化を伝承する「達人工房」があり、南部地方では手先が器用でものづくりの上手な人のことを「てど」と呼ぶことに因んで「てどの蔵」とも呼ばれている建物があります。
そこで、商店街活性化の取り組みをする中で、達人工房のある商店街だから、商店街を達人商店街にしちゃえと考え「達人商店街」事業を行っています。
今日は手始めにその中の、長年にわたり独自のお菓子作りが評判になり、岩手県内の他市町村や他県からもお菓子を買いに来る評判店となっている「中松屋」をご紹介します。
中松屋は、
食べたお菓子が美味しかったとまた買いに来てくれる人々の笑顔に出会うのがうれしくてうれしくてお菓子づくりはやめられません。文化年間の清水川の河童伝説に関連する歴史ある店。河童の話も聞けちゃうかも?
と店主が照れながらおっしゃるお店です。