hachiko28’s blog

世の中のなんか変だなや、これってどうなの?と思うことなどの記事を書いています

買い物弱者救済と商店街活性化のための御用聞き型商品宅配事業

高齢化社会の進展が著しい今日、加齢や身体的不調などにより買い物に出ることが困難な高齢者が増えてきています。

このことは商店街まで足を運ぶことができにくい人々が増えていることを意味し、結果商店街の商品が売れなくなることを意味しています。

そこで、商店街が高齢者宅を御用聞きに訪問し、注文を受けて商品を販売するというのが「御用聞き型商品宅配事業」です。

御用聞きに行き、配達にも行くということは手間がかかりますが、話し相手を求めている独居老人にとっては、貴重な対話の場であるとともに、高齢者の見守りという機能も果たすことができます。そして、商品の販売ができるという商店街にとっても、地域住民にとっても、さらには福祉の充実を図りたい行政にとっても3者三様に都合の良い事業であるといえます。

事業継続の問題は採算性にあります。

特に人件費は手間のかかる分膨らみがちになりますし、商店街や住民に負担を強いるのも問題です。

だから、甘えすぎるのはいけませんが、やはり行政の継続的支援がどうしても必要になります。