hachiko28’s blog

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商店街に新たな集客拠点「達人工房」をつくる

 

達人工房とは一言で言うと、地域に存在するさまざまな手作り作家を集め、制作を実演しながら作品の販売を行うものです。趣味や興味でいろいろな作品を作っている作家たちは、自分の作品を見てもらいたい、共感する人には作り方を教えたい、そしてできれば買ってもらいたいと思っています。

こうした達人の集まりは、集客効果が大であることはこれまでの設置経験から明らかです。

そこで、商店街の空き店舗などを活用して達人工房を開始すると、マスコミも取材に来ますし、物珍しさも手伝って多くの人々が訪れるようになります。当初は作品の珍しさが人を呼びますが、段々に達人との会話が人々に好感をもって受け止められるようになり、一度来た人々は達人に会いたくて繰り返し訪れるようになります。つまり、人の活動が集客を生み出すのです。観光バスがやってくるほどの集客力はありませんが、開催のたびに朝から入れ替わり立ち代わり人々が訪れるようになります。

そして、達人工房に訪れた人々の多くは、帰りに他の商店にも足を向けるような波及効果をもたらします。

そのため、青森県内の某町に開設した例では達人工房に隣接する商店が工房開設以来来客が増加し、商品が売れるようになったので店舗を改装して改めて商売に力を入れてみたい。という事例も現れました。

このような、一見派手ではありませんが、工夫によって集客拠点を設置でき、そこからの波及効果を商店街にもたらすことができればある意味成功と言えるのではないでしょうか?