hachiko28’s blog

世の中のなんか変だなや、これってどうなの?と思うことなどの記事を書いています

難易度が高い低いっておかしくないですか?

難易度が高いというのはより難しいことを意味し、難易度が低いというのは容易であることを意味するように使われています。

しかし、○○度が高いとか、低いというのは、温度、湿度、緯度など、一定の方向性と度合いを有するものについて、それぞれ高い・低いという言い方をするものに使う言葉です。

ところが、難易度は、高い、低いではなく、難であるか易であるかの度合いを表すもので、難しさの度合いを表現する場合は難度が高いとか低いと言うべきであります。しかし、難度という言葉はあるものの、易度という言葉が無く、そのため、便宜上難易度という言葉ができ、難度が高いものは、「より困難である」とか「極めて難しい」などと表現し、易度については「た易い」とか「容易である」という表現をしてきました。

ですから、難易度が高いという言葉は難度が高いのか、易度が高いのかわからないことになります。