■
子どもの野菜嫌いをなくすためにはどうすればいいのでしょうか?
子どもの頭脳はスポンジのように何でも体験して吸収するようにできていることを今更もっともらしく述べるまでもありません。
家庭の中で育つ子供たちの食べ物の好き嫌いは実は親の好き嫌いに影響されているものです。
野菜嫌いの子供になるのは親が野菜嫌いであまり野菜を食べなかったり、嫌いな野菜を除ける様子を子供が見て育ったからというのが大きな原因であると言えます。
では、どうすれば野菜嫌いを克服できるようになるのでしょうか?
ヒントは冒頭に述べた子供の脳が体験を吸収しやすいという点にあります。
だから、学校や自宅において親子一緒に野菜を栽培してみましょう。少しづつ、好きな野菜も嫌いな野菜も混ぜて栽培しましょう。
そして、日々の水やりや、雑草取りなどもなるべく自分でさせるようにしましょう。
そうして栽培した、自分が丹精込めて育てた野菜であれば、子供たちは嫌いな野菜でも食べてみたいと思うようになります。毎朝眠いのを早起きして水やりをして、日々成育をながめ、夏の暑い日差しの中で汗を流しながら雑草取りをした野菜であれば、嫌いな野菜でも愛情が湧き、食べてみたいと思うに違いありません。
そして、親も一緒に栽培に参加して、一緒に野菜を味わうことが出来れば、親子の愛情が育まれるであろうし、親子で嫌いな野菜を克服するきっかけとなることも期待大です。
どうぞやってみてください。